アケビ アケビ科

生薬名 木通〈モクツウ〉
薬用 茎(蔓)を使用 消炎、利尿、消炎
名は「開け実」で、果実が熟すとたてに割れ目ができ、口を開くことに由来する。
蔓を初夏に採取する。薬理作用は利尿作用が報告され腎臓炎、尿道炎、膀胱炎に
使用される。
ミツバアケビやムベも同様に用いられる。
果実はスーパーで1個200円程度で売られているのを見ることがある。
種の周りの半透明の部分は甘く、最近では皮もてんぷらにして出す料理店がある。
果実は、日当たりのよいところにはできず、狭い谷間や木陰で実る。
参考 佐賀の薬草 (社)佐賀県薬剤師会